全国大学水産実験所長会議

全国大学水産実験所長会議とは

文部科学省令大学設置基準の「水産増殖学に関する学部または学科には養殖施設を設ける」という規定があります。現在、水産関連の大学に附属している臨海実験所、水産実験所などは、この養殖施設の位置づけとなっています。

「全国大学水産実験所長会議」は、全国のこれらの施設の他に、水中の生物生産を食料として有効利用するための教育、研究という共通の目的の下にある施設の所長や担当者が集って情報交換を行う場として設けられ、現在、22大学38施設が参加しています。

水産実験所の役割は、本来の養殖施設としてだけでなく、水圏生態系や水圏環境などに関する教育・研究の場へと広がっており、施設ごとに多様な活動が展開されています。